我が家の猫チャン
名前 年齢/性別
エリ
/雌
(1998年永眠)
ああ次女が「子猫を拾ってきた」と掌を広げると,
グシャグシャな顔が次女の掌の中でニャーと啼いた。
私が帰宅すると玄関に迎えに出て、座ると膝に飛び込んでくる、
可愛い奴だった。 小さいくせに気が強く、他の猫が来ても絶対に逃げなかった。
結局それがアダで命を縮め、雄の野良猫と争い致命傷を負った。
聖子
16歳/雌
(2001年永眠)
長女が友人宅から貰いうける。 ちなみに、一度だけ子供を産んだことが有る。 
子の名は「サヤカ」。 その「サヤカ」はもう18歳ながら健在。
晩年はヨタヨタ歩きの色気の失せた老婆? 
無愛想この上なかったが、家に居ついた猫どもの長老として貫禄を示していた。
 
アイ
年齢不詳
(17才以上)/雌

(2003年永眠)
17年くらい前に、家の辺りに野良していて、遂に棲み付いた。 
17年経っても野良根性が抜けなかった。
空腹時と睡眠時だけ家に上がってくるが、通常は縁の下で暮らしていた。
やっと、猫族外出禁止令は発令されてから、押入れ、テーブルに下の椅子の上が狭い空間が棲家となっていた。仲々私に懐かなく、強引に抱くと震えていた。 最近、やっと短時間なら抱く事が出来るようになったが、中国旅行中に天国へ。
ナナ
8歳/雌
(2004年12月永眠)
ノルウエージャン。 なにしろデカい。 8kg。
以前、聖子や聖子の子供達に布壁を爪砥ぎにされた経験から、
猫の届く範囲の内壁を板張りにしたのに、その板張の先まで届いてしまう。
一度死に損なったナナも8歳になった。今では欠かせない家族の一員だ。
元来、ノルウエージャンは森林地帯に棲む野生の強い品種と聞くのに、
町内の猫外出禁止令のが発布されてから外出も紐付きだ。
情けない顔をしているナナを見るとこちらが情けない。
ナナの末期は見るに耐えなかった。
ある時、ガタッ腰を落としてから、半身不随になった。
人間で言う脳梗塞のようなものだろうか。
まだ8歳の熟女盛り、凄まじい一ヶ月に及ぶ闘病だった。